その日のすずち

朝、先生にじぃじと車とばぁばの家の写真を託し、
お迎えの少し前になったら写真を見せながら「じぃじ来るよ」と伝えてくださいとお願いする。
あまり早く伝えると、探し始めるのでギリギリでと念を押す。


あとはばぁばに聞いた話だけども、
迎えに行くとビューと飛んできて、
先生の挨拶もせずにじぃじのところへ行こうとするから、
つかまえて、ご挨拶させたら、怒りながら「さよならでしたっ!」と言い、
スムーズというか、思ったとおりに車に乗り込み、
そのまま無事、実家到着。
それから私なんてどうでもいい流れで進行し、
夜7時くらいにたいくつになってきたらしく、
ばぁばが「ちゃっぷ(お風呂)入る?」と聞くと、風呂へ直行し、
ばぁばと入浴。
「頭は泣かれたら困るから洗ってないよ」(ばぁば談)
ご飯も食べて、10時ごろパパ帰宅。それでもママンいないの別に問題なし。
11時過ぎ、玄関を開けると、奥からばぁばの「ほら、ママ帰ってきた」という声がして、
廊下へすずちが出てきたが、私の顔を見て「来たの。へぇ。」みたいな顔をする。
感動の抱擁も無しでまたじぃじの元へ行ってしまう。


ばぁば「ママいなくても全然気にしてなかった」
ママン「無視かい!」


少し休憩して帰宅。
ちょっと怒ってるような気がしていたが、
案の定、車内で泣く。
帰りたくなかったんだな…。


一人で泊まれるよねぇとばぁばに聞くと、
「いつまでも起きてられたらかなわん。」と拒否される。


そうだわな。ママンいなくちゃ寝れないもんな。これだけは。
疲れたら勝手に寝るだろうけど。


というワケで、全く心配はなく、
急な用事が出来ても安心してまかせられる。


なので、ママンだけの外出のお誘いお待ち申し上げます。