靴を脱いだら

すずちは帰ってきて、玄関に入ると、
私の「座ってね」っちゅう声掛けとともに
ちょこんと座り、靴を自分で脱いで、棚に入れ、
靴下を脱いで、棚に入れてからあがる。


うっうっえらいのぅ。靴下も棚に入れるのは保育所仕込だな。
最初は靴下ママにちょうだいって手を出してて、
渡してくれてたんだけど、棚に入れるっていうのが定着したみたい。
違うところで脱いでも、床よりちょっと高いところに置く。
棚に置きたいらしい。


今日はOTだったんだけど
入り口を入ると療育園のお友達やら先生たちが
わらわらと集まってきて「すずちゃ〜ん」と迫るもんだから
なんかわからずニコニコしていた。
自分に向けて言ってくれてるってわかってるから、
ちゃんと言ってくれる人の顔を見ている。


保育所の先生たちも「最近、声を掛けると目を合わせてくれるの」と
嬉しそう。自閉症児はコミュニケーションの障害だから、
あまり目は合わさないと聞くけど、すずちは愛想笑い的に合わせてくれる。
他の人でもそういう態度なのだから、
パパとママはすずちとラブラブである。
顔と顔をくっつけてスキスキしちゃったり。
こーいうとき、自閉症って幅広いなぁって実に思う。


ただ、すずち、最近、鼻の穴に興味津々。
油断すると指を突っ込まれて引っ張られるので手が伸びてきたら
ガードしなくてはならん…。ヤメテェ。