泣いてばかり

木曜日は高槻の療育センターで、
パパがお休みだったのでパパに連れて行ってもらいました。
階段を上って教室に入って靴を脱ぐときになって
保育所みたいに号泣。
「え??なんで??」とママン困惑。
保育所の泣きはママンと離れたくないのがそうなのかと
思っていたけど、ここでも泣くのじゃ違う理由なのかしら。


15分ほどぐずっていて、
トランポリン飛んで、たまに泣いて、
遊んで、べそって。
ここは母子通園で離れたことないし、
それはすずちも十分理解しているはずなのに、
どうして泣いたのだろう。


ま、しばらくすると笑顔も出てきたので
課題とかもスムーズにこなすことができました。
終了後、太鼓亭でおそば食べて、
今日は午後の療育OTが先生の都合で来週に回ったので
これから自由な時間。
どこへ遊びに行こうかって行ってて、
少し理解のある「パンダ」を見に王子動物園に行きました。


が、しかし、
駐車場から泣いていたすずちは、
中に入ってもやっぱり泣いていて
抱っこのままでも号泣で、
アシカが泳ごうと、クマがすもうしようと、
パンダが笹食おうと全然泣き止みません。
途中、くそ寒いのにアイス食べた時だけ泣き止んで、
また歩き始めると、抱っこ抱っこと泣いて、
「オオヤマネコ」のところで
『ほら、大きいニャンニャンだよ〜(^∀^;)』と
うろうろしているヤマネコを見せると、
べそかきながら「ニャオーン」と言い、
唯一そのヤマネコだけ見てくれた。


でも好きな小銭で動く車でも大泣きで、
何にも興味を示さないし、親の抱っこにも限界が来たので
50分滞在で帰ることにした。
小学生以下のすずちは無料だが親は1人600円。
また寄付してきてしまった。←またってことは他にも…。(汗)
神戸市立なので安いのがなにより。
維持費も経済難だと思うので寄付したと思えば…ね。
安くで入れる動物園が無くなると困るのでがんばってほしい。
温かくなって、もうちょっと動物に興味を持ったら
遊びに来たいもんだ。
コアラが見れなくてママンは残念です。
でも久しぶりに見たパンダは可愛かったです。(*^∀^*)


今はホント、外はダメ。公園もダメ。遊具なんて無視。
滑り台は特に遠足のトラウマで号泣付きのパニックを起こす。
緑地公園での楽しみは池にどんぐりや石を投げること。
お日様の出ている温かい日にベンチでおっとっとを食べること。
そしてひたすら歩き、野良猫を追いかけること。
ネコは興味があるんだけど、犬はなんぼ横を歩かれても
アウトオブ眼中。
たぶん、おかあさんといっしょの「こねこねんね」とかに影響されてると思う。


今日は節分で、暦の上では明日から春ですが、
春なんてまだ遠い〜。明日から激寒が戻りますやん!
土日休みだけど、たぶん家にこもっているんだろうな。はぅ…。


自閉症を始めとする認知障害に感覚過敏というのがございます。

すずちの場合、どこから聞こえてくるのかわからない大きな音
(ホームに入る電車とか踏み切り、トラックなどの大型車の地鳴り
 ゲームセンターなどの色々混ざった大きな音や光)、
夏の暑さ、冬の寒さなどは健常児よりはるかに敏感に感じます。
季節で温度が変わるのも理解しておらず、夏だから仕方ないとか
冬だから水遊びしないよとか通じません。
手についた砂やドロも非常に嫌がり常については服で拭くの繰り返し。

他にも雨粒が痛く感じる人とか、シャワーが痛いとか、
通常、私たちにはなんともないことが苦痛になってる場合があります。
すずちも肌自体は強いものの、敏感で、
化繊の生地は気になるのであまり着せません。間に綿の肌着を着せると
大丈夫になりましたが。
服のタグ(首元や品質表示)は極力取ります。
あと、洗濯機の掃除なんですが、する目安がすずちが背中を
ぽりぽりしだしたら、「あ〜洗濯機掃除せな〜」と気づきます。
肌に直接着る、下着類は室内で干します。
外で干すとバンバンとはたいて着せてもかゆがるのです。
目に見えない何かがかゆいらしいです。これも過敏。


長い間、帽子はかぶりませんでした。
最近やっと認識してくれてかぶるようになりました。
頭を圧迫する感じが嫌いだったのだと思います。
保育所のルールを少し理解してくれたものだと思います。
すずちの「みんなと同じ」という理解の成長は本当に素晴らしいことです。


今週の火曜日の上の年齢のクラスとの合同のリズム遊びで、
じゃんけんして負けたら勝った人の肩につかまって後ろにつながるという
遊びをしたそうです。
まぁ、じゃんけんはわからないので、先生がしてくれて、
負けたのですが、ちゃんと見ていたのか
「すずち、負けたから後ろに並ばないと」と先生が指示してくれると
さっとお友達の肩につかまってそのまま歩いて、
後ろに別のお友達がすずちの肩につかまっても
嫌がることもなく、同じように遊べたそうです。


通常、自閉症といわれる子供は他の人を人としてみることが難しいですから、
遊びの輪の中に入ったり同じ動作や作業をするのは困難なのですが、
あら不思議。すずちは同年齢のお友達だけでなく、上のお兄ちゃんお姉ちゃん
たちの行動をしっかり見ていて、よく模倣するようになっています。
子供の成長の中で模倣(まねっこ)は必要不可欠な成長段階です。
去年の春まではほとんど模倣しなかったすずちですが、
確実にゆっくりと成長しているんだなぁと感じます。


それとですねぇ、なんと、
火曜日でしたかね、
洗濯機のところに行っていた私を向こうの部屋から呼んだのですよ。
「ママー!」って。
おぉ、よんでるぅ!と「ハーイ」と返事して急いで戻りました。
が、いてたらいいよって感じでさっぱりしてましたけど。^^;


台所でご飯作る横で甘えて蚊の鳴くような声で
「ママ〜ママ〜」って呼ばれるのも好きですが、
探して呼んでもらえると嬉しいですね。
後の攻略ポイントは「用事があるときにママを呼ぶ」ですね。
「ママ、ちょうだい」とか「ママ、抱っこ」とか。


「パパ」も呼びますよ。
帰宅前に一緒に練習して「パパ、おかえりぃっ」を
パパに向って言えた時(ただ1回成功)
パパ大喜びでした。
今、「パパ 好き!」を仕込んでいるところです。
私の直接な抗議よりこの一言の方が効くと思われ。(笑)


書きませんがすずち問題で意見が食い違うのですよ。うちの夫婦・・・。
「わかるまで叩け」とか。(滝汗)