愛のワッペン

daizuhappy2005-09-16

先日、ネットで「愛のワッペン」を購入した。
http://www.geocities.jp/musicmarch1212/
以前にも購入しようか迷っていた別のワッペンがあったのだけど、
ワッペンだけ購入するのが現在無くて、会員になるまいかどうか悩んでいて、
別のを見つけてためしに買ってみた。


というのも、もうすずちは4歳。
身長も大きくなって、もう「赤ちゃんだから仕方ないね」なんて
のは通じないようになっている。
すずちのことをよく知っている人は、にこやかに見守ってくれるが、
ほとんどの人は知らないし、障害のこともよくわからない。


「なんてしつけの悪い子供だ」なんて顔してすずちと私を見ている。
視線がかなり痛くてすずち抱えて逃げたくなる。


このワッペンを着けていると
「あぁ、障害児かぁ」という漠然な理解を与えることができる。
ただ、親にとっては見知らぬ人にまで伝えることかとか悩むところ。


でも、障害を持っていることは悪いことでも、恥ずかしいことでも
ないのだと思う。ま、最近になってからだけども。


まだ使ってないんだけど、
カバンにはいつも入っている。
病院の待合とかには必要だ。なんせうるさい。(パニック起こすから)
ワッペンを見て、「あぁ、仕方ないから見守ってあげよう」と
思ってくださるとありがたい。


でも、この黄色いほうのワッペンはまだ世間に広まってないのか、
療育園の先生も「あ、このタイプははじめて見ます。」とおっしゃる。


なので、みなさんもこんなワッペンつけているお子さんがいたら、
どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。
障害に対する理解を持っていただけるのが私たち親には力強いのです。


もちろん、いけないことは口がすっぱくなるまで注意してます。
でも子供の方の理解力がまだ追いつきません。
野放しにしているわけでもないので、まず一歩。ご理解をお願いします。


見た目でわからない障害があります。
その子供によって様々な障害なのです。
仕分けするとお星様の数みたいに多い障害です。
奇妙に見えるかもしれません。しつけが悪いと思われるかもしれません。
子供も困っています。親も困っています。
生活のすべてが子供の訓練にあたります。
室内に閉じこもっているばかりでは訓練も上達しません。
かといって不特定多数の人々のいる場に外出するには親も子もとても不安になります。
その不安を少しでも軽減するために、どうかご理解を。