公園恐怖症

daizuhappy2006-05-01

すずちは去年の秋の遠足のさつき山公園での
滑り台の恐怖のトラウマで
大きな滑り台はとにかく怖い。
滑り台をはじめ、あらゆる遊具がそれを連想させ、
保育所の散歩で公園に行くと、
号泣で過ごすか、原っぱの端っこで先生と
手を繋いで時間いっぱい過ごすか、
砂場が離れて設置されていたら、砂場のみで過ごすか。
そのどれかである。


☆トラウマ
石でできた巨大な滑り台。
登ったものの初めての高さにびびり、
降りようとしたものの引き返せず、
先生に捕まえられたまま無理やり滑った為、
それから二度と滑り台が滑れなくなっている。
その時の衝撃は先生の両腕内側の擦り傷。
よほど暴れたらしい。
先生もすずちを落とすまいと必死で
ホント頭が下がります。
「落ちたらこれくらいのキズじゃすまんかったからね!」


すずちは嫌なことはタヌキのように覚えているので
なかなか忘れないし、いろんなことから関連付けて
勝手に想像してパニックになるので
こっちも慎重になる。


で、昨日、いいお天気でヒマだし、
お姑にぐちぐち言われたのでしぶしぶ公園に出かけた。


とりあえず、自転車で行くと保育所と勘違いして
自転車から降りないので、徒歩で。
ただ歩くだけだとじぃじを連想して車を待つから
砂場バケツセットを見せて手に持って出発。


自転車の方へ行ってしまったが、
『今日はいいお天気だから歩いてお散歩して公園行こうね』
と、言うと手を伸ばしてくれた。


ほてほてと、歩き、途中、こいのぼりを見上げ、
嫌がることも無く歩ききった。
あぁ春になってありがたい。


公園に着くと真っ先に背もたれ付きのブランコへ
直行し、自分で座って自分で動かしている。
ブランコの後ろでは八重桜が風に舞っていてキレイ。
ちょっとカラスがうるさいが…。


滑り台はあるんだけど視界に入れないようにしているのか
気にしてない様子。
私は無理やり滑ろうとさせないので
わかってる感じか?まぁ、先生も無理やりはしないけど。
遠足を思い出すんだよね。先生とだと。


砂場で砂プリンやお山を作ったり、
ケーキに見立てて枝を差したりして
約2時間。
最後は池に石を投げ込んで締めとし、
区切りを付けて終了。
手を洗って、また歩いて元の道を帰る。


こいのぼりのところで「こいのぼりのうた」を
歌うと顔がニコニコ。
「あぁ〜アレかぁ!」って感じか。
『うちには男の子いないからねぇ。
 すずちは女の子だからねぇ。』と言いながら帰宅。


やっと公園に普通にいけるようになった!バンザイ!
春よありがとう!


ちなみにこの公園はすずち大丈夫なのには
もう一つワケがある。
それはコーナン(大型ホームセンター)の
看板が見えるからである。
すずちは何かとマークが好きなのですが、
今一番好きなのがなぜかこのコーナンのマークで、
チラシとかも熱心に見ている。
店に入るのは嫌がるが、マークは好き。
他に大阪ガスとか洋服の青山とかプロミスとかレイクとか。


砂場からよく見えるので、
しばしぼけーっと見つめている。(笑)
あの間にビルとか建たないといいねぇ…。